紅雲町ものがたり

初読み作家さんの吉永南央[紅雲町ものがたり]を読みました。
書評サイトでは『ハートフルストーリー』ってあったんですよ。
だからちょっとした不思議解決みたいなものかなと思って読みました。
でも実際は人間の嫌なところがとてつもなく見える話しでしたね。
主人公のお草さんがおばあちゃんですがコーヒーと和食器のお店を経営しています。
そんなお草さんのハートフルストーリーを期待してたんだけど、彼女の老いは他人事ではないです。
救いのない話しではありません。
でもちょっと読んでいて気分の良いものではありませんでした。
ある意味人間らしい部分をみせられたともいいます。
なにもかもスッキリとして終わらせることが必要ではないのですが私の好みからは外れていました。

太りすぎている薬剤師さんが楽しい

見ていて危うさすら感じてしまうマツコデラックスっぽい薬剤師さん。

いつもお薬を貰いにいく薬局には、太り過ぎている薬剤師さんがいるのです。

ボクの中では勝手にマツコデラックスというニックネームを付けているのですが、たぶん他の人達も何かしら薬剤師さんに対しては思っているに違いありません。

どうしてあそこまで薬剤師さんが太ってしまったのか、ボクには不思議でたまりませんでした。

べつにボクは薬剤師さんのことをバカにしているわけでも、差別しているわけでもありません。

ただ単純に太り過ぎている薬剤師というのは何だか少しおかしい気がしたのです。

お医者さんや、薬剤師さんという職業は患者さんを相手にビジネスを展開していますよね?

患者さんの中には糖尿病などに悩まされている方々も少なからずいらっしゃいます。

そんな患者さんたちを目の当たりにして、何ひとつも食事制限などのアドバイスが出来ないなんて薬剤師さんとしては致命的だと思いませんか?

しかし、その薬剤師さんには太っているという致命的なマイナス面を掻き消してしまうくらい魅力的な個性がありました。

とにかくよく笑い、よく喋りかけてくれる薬剤師さんは患者からも絶大な支持を集めていたのです。

お年寄りの中には『あの太っている薬剤師さんからしかお薬を貰いたくない』というオバアチャンまで現れるようになりました。

やはり人間は見た目よりも中身が肝心なのではないかと、ボクはその太った薬剤師をみて気づかされたのです。

もしもボクが薬剤師さんと同じく、めちゃくちゃ太っていたなら確実に消極的な性格のまま接客をしていたに違いありません。

しかし、それではマイナスがマイナスを強くするだけなのですね!

見た目は太り過ぎていても、愛想が良かったりしたら人間は魅力的に見えるのだと薬剤師さんはボクに教えてくれました。